ボード屋 店長のブログ
ミルン 続き
2014/9/5
ロッカーの写真、まとめてみました。
上から小波用A-2、中央が最新のバランスA-1、そしてハイパフォーマンスモデル代表A-3です。
最上段、A-2はロッカーが一番寝ていますがテールフリップが利いています。
このおかげで小波でのアクションが軽やかに出来るんです。
中央A-2はゆるやかに全体にロッカーが付いていますね。日本の波に合わせたらこのロッカーバランスが最高なんです。
下段A-3は一番のロッカー親分です。しかし一昔前のパフォーマンスから見れば全然きつくはありません、これがイマ風なんです。
さて、今日はミルンの良さを象徴する実話を披露しちゃいましょう。
実名は迷惑がかかるといけませんので伏せておきます。
今の日本を代表するサーファーのサーフショップ。
ココには数多くのライダーがいます。
世界を代表するブランドを扱っていて、スポンサーを受けていることからライダー達も優先的にそのブランドのボードを乗っていいことにしているそうです。
しかし、私共はココへミルンシェイプを送り続けているんです。
そう、わざわざオーダーしてくださってるんです。
しかも、ボード屋からの購入ではなくアダム本人に注文しているので価格も相応なものなってしまっているにもかかわらず。
現状に満足すること無く、飽くなき追求を続けるミルン、試してない人は是非。
ミルン モデル比較
2014/9/4
ジリジリと動きがあるんですが、記事にできない状態が続いています、ミルン。
何故か。
現在は在庫も乏しく、ショップに掲載する前にご注文を頂けてるので、ここで記事にして
しまうとまた、選べるものが無い、なんて状況を避けたかったんです。
しかし、どうにか在庫として掲載できる状況になってきたのでここでミルン、いかせていただきます。
いままで、こうして各モデルを比べて記事にしていませんでしたね、気が利かないで申し訳ございません。
そう、ミルンのパフォーマンストリオ、右からA-2、A-1、そしてA-3 私用の3本です。
ご覧になってわかるように、中央のA-1を基準とすると右のA-2はノーズエリア、テールエリアとも幅広くテールエンドもワイドでロッカーも抑えた小波用仕様となっています。
そして中央のA-1の左にあるA-3はノーズエリアは若干狭く、テールエリアはほぼ同様、テールエンドも少しワイドでロッカーも付けた良い波用仕様となっています。
で、基準としている中央のA-1は、現在の主流となっている小波に強いモデル、アルメリック ニューフライヤーやDHD スケルトンキー、JS ヒッピーなどと同様
若干幅広設定なアウトラインから絞り込んだテールエンドゾーンと絶妙なロッカーで回転性が抜群な仕様となっていることがお分かり頂けますか?
ロッカーがわかりづらいですね。
今度撮影しておきますのでお待ちください。
そう、そのロッカーにもアダムのこだわりがあるんです。
マシンシェイプでプレカットしたブランク、絶対に丸一日以上放置させません。
理由は、コンピュータ制御でカットされたロッカーに歪みが生じるからです。
シェイパーのこだわりを活かせる現場は実はそうそうあるもんじゃないのが事実です。
だから、手にした人から続々とリピートオーダーが入るんですね。
ミルンの記事、明日に続く。
次の一手
2014/9/1
9月です。
一年で一番サーフボードの売れるのがこの9月と10月です。
しかし、じわじわと不気味に円安が進行しています。
もう勘弁して欲しい、これ以上の値上げはしたくない!
ということで、ボード屋は次の一手を打っていました。
日本に送る貨物便の変更手続きをだいぶ前からしていました。
それが実行されるのが今月と決まりました。
これで、なんとかサーフボードの販売価格の値上げを極力抑えこむべく手は打ちました。
消費税増税(輸入税増税)、円安進行、石油高等によるサーフボード材料の値上げ、運賃の値上げ、などなど状況は厳しさを増しています。
ボード屋は日本のサーファーがいいボードを適正な価格で手にできるよう、最大限の努力を惜しんでいません。
これも、皆さんがボード屋を利用してくださるから交渉事がまとまることが大きく起因しています。
今後も皆さんのためにあるボード屋でいることを忘れること無く、どこよりも安くをお約束します。
でも、仕方なく値上げの場合はごめんなさい。
おそらく、近々、日本国内送料は上げざるを得ないかと、、。