グラッシング

グラッシングとはガラスクロスと樹脂(レジン)をシェイプされたフォームに巻きつける工程を指します。

 

 

<巻き方の違い>

スタンダード(一般的な仕様)

ボトム1層 x デッキ2層

 

ボトム1層 x デッキ面、フットスタンス部分2層(ノーズ部分のみ一層)

 

SP⇨標準仕様
ボトム1層 x デッキ2層 (4Sクロスは4OZクロスに比べ強度、フレックス性があります。)

 

 

チーム(パフォーマンス重視の軽量仕上げ)

ボトム x デッキ、両面一層

           

 

 

 

 

 

 

ボトム x デッキ、両面一層 + デッキテール部分のみ二層

 

ボトム一層 x デッキ6オンス一層

 

 

ボトム x デッキ、両面一層(Sクロスは4OZクロスに比べ強度、フレックス性があります。)

 

 

ストロング(強度重視の仕様。長さのあるボードやパワーのある波用)

ボトム一層 x デッキ6オンス一層 + 4オンス一層

 

ボトム6オンス一層 x デッキ6オンス一層 + 4オンス一層(ミッドレングスに適しています)

 

 

<クロスの種類>

4oz(オンス)

最も一般的に使用されているクロスで、Eクロスとも呼ばれます。
オンスは重さを指します。

6oz(オンス)

4オンスより20%強度が増すと言われています。
長さのあるボードやサイズやパワーのある波用モデルによく用いられている仕様です。

4ozと6oz、比較すると繊維の太さが異なるのが分かります。

 

 

S-クロス

4オンスと重さを変えず強度、フレックス性をあげたクロス。

 

ボランクロス

ミッドレングス、ロング等長さのあるボードに用いられ、樹脂を多く吸い込む為強度と重みが増します。

 

イネグラクロス

繊維密度が濃く、白く見えるイネグラは、その繊維を通常のEクロスに格子状やストライプ状に織り込ませ使用される事も多い素材です。
ショートボードではテールパッチやカーボンストリップといったパーツの補強用に幅広く用いられています。
繊維の目が見えるのが特徴です。
 

 

 

インレイ

デザインシートを指します。

ボードに直接デザインを描くのではなく、インレイをグラッシングの工程で挟み込む事で、鮮明かつ繊細なデザインが表現されます。